アメリカを撮る

金坂　健二 / Kenji Kanesaka

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日本の文筆家・写真家・映画作家として活躍した金坂健二の作品集『アメリカを撮る』。慶応義塾大学を卒業後、ハーバード大学での国際セミナーを通じて、アメリカの映画作家らと交流を持ち始めたことを機に、その後もたびたび渡米。1960年代にアメリカの若者たちが生み出したカウンターカルチャー、ヒッピー・ムーブメントの本質に触れ、アレン・ギンズバーグ、アンディ・ウォーホル、パティ・スミスら大物アーティストと親交を深め、アメリカの深部を映画・写真・エッセイ等を通じて描写し、日本人があこがれそして刺激を受けた色濃いアメリカ文化を実体験を通じて紹介し続けた「アングラ作家」の先駆け・金坂健二。上述関連の映画や私的なドキュメンタリー写真を多数発表し、1968年には写真史に残る屈指の共作「アンダーグラウンドジェネレーション -地下の世代-」を刊行していますが、本書は1978年に朝日ソノラマより刊行された作品集で、アメリカ独特のカルチャーを図版・テキストを交えて紹介したユニークな一冊。

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＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・少ヨゴレ
本体：天少シミ、地少ヨゴレ、見返し少シミ