通過者の視線(Second Printing)

森山 大道 / Daido Moriyama

SOLD OUT

Publisher/月曜社

   Published/2017
Format/ソフトカバー   Pages/282   Size/128*190*20
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日本の写真家・森山大道(1938-)による作品集『通過者の視線』は、約50年にわたる彼の写真家としての思想や実践が、写真論・エッセイ・対話というかたちを通じて収められています。作品の現場で培われた“通過者の視線”という言葉が示すように、森山が被写体/撮影者/観者の位置を交錯させながら捉えてきた都市の身体性や記憶、瞬間の断片が淡々と、しかし力強く綴られています。例えば「終わらない旅 北/南」「記憶・仮説・展示」「写真とは想い出である」「上海」「新宿」など多彩な章立てを通じて、銀塩・デジタル、白黒・カラーという手法の揺らぎや、自身と写真との関係性、スランプから復帰した時期の思考なども率直に語られています。見る者を一目で捉えるスナップ的な瞬間を生業としてきた森山が、自らの“通過者”としての眼差しを振り返る本書は、単なる回顧ではなく今なお撮り続ける者の問いかけとして機能しています。写真家の言葉が沈む余白と共鳴し、読み手が自身の視線を問い直すきっかけとなる一冊です。第2刷。
<Related Artists> 森山 大道 / Daido Moriyama
<Condition> ジャケット・本体:経年並み、帯欠
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