Google Translate
日本の写真家・荒木経惟と佐内正史による特集ムック『荒木経惟×佐内正史』。ともに日常の断片を独自の感性で切り取る写真家として知られる二人が、時代も作風も異なりながら、〈生〉と〈時間〉へのまなざしにおいて響き合う点を探った一冊です。荒木は衝動と情念を写真に刻み、私的な愛や死を通して生命そのものを描く作家。対して佐内は光や色、気配を通じて世界の微細な呼吸を捉える静謐な詩人です。本書では両者の作品対話に加え、ロングインタビューや誌上セッション、撮り下ろし企画などを収録し、異なる世代の写真観が交差する貴重なドキュメントとなっています。写真表現の核心をめぐる率直な対話から、撮ることの意味と現代写真の現在地が鮮やかに浮かび上がる内容です。