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アメリカの写真家アレックス・ウェブ(1952-)とレベッカ・ノリス・ウェブ夫妻による作品集『Brooklyn: The City Within』。アレックスはマグナム・フォトのメンバーとして鮮烈な色彩と複層的な構図で知られ、中南米やカリブ海を舞台に人間の営みと都市の表情を映してきました。一方レベッカは詩的なまなざしで内面や静謐な風景を捉え、写真と詩を融合させた作品で注目されています。本書は2019年に米Apertureから刊行され、ブルックリンを舞台に二人が7年にわたり撮影した街の姿を収めています。移民が交差するストリートや歴史を刻む墓地、緑豊かな公園など、活気と静寂が同居する風景を夫婦それぞれの視点で重ね合わせ、都市が内包する多様性と記憶を鮮やかに描き出しています。色彩豊かでドラマティックなアレックスの街角と、レベッカの静謐で内省的なイメージが響き合い、ブルックリンという街の内なる物語を多層的に浮かび上がらせる一冊です。