天安門・撮影日記 1989.5.25~6.8

今枝 弘一 / Koichi Imaeda

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Publisher/話の特集

   Published/1980
Format/ハードカバー   Pages/151   Size/155*215*18
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日本のフォトジャーナリストである今枝弘一の作品集『天安門・撮影日記 1989.5.25~6.8』。本書は、同年の天安門事件発生を目前に控えた北京市民の様子を、現場でのリアルな視線で綴った写真付きドキュメントです。被写体となる人々の表情、群衆の視線、緊張感や不安が漂う広場の空気が、生々しく記録されており、ただの状況報告にとどまらず、そこにいた者としての責任ある報告者としての声が伝わってきます。彼は写真と言語を一体化し、カメラが捉えた時間の切れ端を直接的な文章とともに並べることで、歴史の転換点に立ち会った証言を刻んでいます。視覚と言葉が交錯する記録は、読む者にその場の重みを静かに、しかし確実に伝えており、事件の全体像ではなく、そこにいた「人々の営み」として向き合う視点に強く心を揺さぶられます。報道と個人の記憶が重なる境界線に立つ希少な記録として、本書は日本のメディアジャーナリズムの中でも特異な位置を占めています。
<Condition> ジャケット:少ヤケ、本体:経年並み
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