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ニューヨーク・ブルックリン生まれの写真家ダニー・ライアンの写真集「The Bikeriders -Revised Edition-」。ライアンは、学生時代に歴史を学び、1960年代には公民権運動の撮影を担い自作中心の写真集「The Movement」を発表。以後は、テキサス刑務所の囚人記録を撮影した「Conversations with the Dead」等を刊行し、反社会的な側面にフォーカスした作品を数多く創作した写真家です。アウトサイダーを内側から親密な視点で描写した図版に加え、表現力豊かなポエティックな文章も素晴らしく、ビジュアル・テキストを交えたドキュメンタリー作品に定評があります。本書は、1968年に刊行されたライアン単独での1st写真集で、シカゴのバイクライダーの日常を描写したソーシャル・ドキュメンタリー。ライアン自らバイクライダーの一員となって、ライダーの強いスピリットと彼らに宿る深い愛情・友情を捉えています。「悪(ワル)」や「悪(アク)」の中に人間と心の「美」を見出だし続けたダニー・ライアンによるドキュメンタリー作品の不朽の名作。一部カラー図版も追加された改訂新版。