津軽 | 下北 / Tsugaru | Shimokita(Signed)

北井 一夫 / Kazuo Kitai

SOLD OUT

Publisher/Nazraeli Press

   Published/2015
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/305*385*20
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日本の写真家・北井一夫の作品集『津軽 | 下北 / Tsugaru | Shimokita(Signed)』。北井の初期活動は「ルポルタージュ」をベースとしており、横須賀の原子力潜水艦寄港反対闘争を記録し、私家版で刊行した写真集『抵抗』(1965)、新東京国際(成田)空港建設反対闘争を収めた『三里塚』(1971)が、初期代表作としてあげられます。しかし、沖縄で比嘉康雄や平良孝七らが次第に「闘争」から距離をおき、沖縄の「内部」へと視線を見つめ直していったように、北井も「戦い」から離れていき、日本全国へと旅立ちます。高度経済成長の裏側で、置き去り忘れ去られつつある田舎の人々の営みに注目し、それは北井第2期の代表作『村へ』と結実、第1回木村伊兵衛写真賞を受賞。ここから「作家」としての活動がスタートしていきました。本書は、北井が「戦い」から「田舎」へと軸足を変え始めた60年代末から70年代初期に、初めて訪れた本州最北端の「下北」「津軽」で撮影されたイメージで構成された作品集。古くからの伝説や信仰が色濃く残る不毛の地。都会とは異なる風景や文化、至っては高度経済成長とは正反対の、取り残されつつあった日本の地方郡とその原風景を描写した70年代「田舎の北井」の初期作品群です。350部限定。ナンバー入り。写真家サイン入り
<Related Artists> 北井 一夫 / Kazuo Kitai
<Condition> ケース:少スレ、ジャケット・本体:経年並み
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