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日本の写真家・山崎茂の作品集『東京下町景 / View of Shitamachi Tokyo 1974-1977』。1951年横浜生まれ、ニコンに勤め、一眼レフの組み立てにも携わっていたこともあるそうで、70年代には休みに都内や横浜を徘徊して、写真を撮り溜め、写真誌の月例にも応募していたそうです。30歳の頃にはパタリと写真を撮らなくなり、60歳を過ぎてから再開。2010年代より「下町の紳士淑女たち」「Bench&Chair」「駅&駅周辺~昭和50年代」「Bench&ChairⅡ」「あの夏の日」「ウィークエンド東京1974-77」と、70年代に撮影した図版を中心に作品を発表、蒼穹舎やPlace Mより作品集を刊行しています。今では東京もすっかり様変わりして、ビル群の街となりましたが、かつては迷路のような路地に、趣のある建物や市井の人々の豊かな時間がたくさんあり、多くのスナップを撮影していた山崎の図版は今となっては大変貴重なもの。本書は東京の「下町」のイメージで構成されており、写真家自身もあとがきで記していますが、下町の写真の巨匠・大西みつぐと同じく「昭和の東京はどこを撮っても面白く、ワンダーランドでした」と綴っています。デザイン・加藤勝也。