New York(2024, Signed)

北島 敬三 / Keizo Kitajima

¥7,700(¥7,000 + tax)

Publisher/PCT

   Published/2024
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/190*258*18
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日本の写真家・北島敬三の作品集『New York(2024, Signed)』。1982年に刊行された北島の『New York』(白夜書房)は、81年及び82年に同地で撮影され、木村伊兵衛写真賞の授与に至った出世作。そこには、時に激しく、時に荒れ狂い、人と街が強烈にぶつかり合うアメリカのアンダーグラウンドなカルチャーがモノクロを通して描写された、スナイパーと呼ばれた初期北島らしいスナップ集。しかし、実は80年代半ば以降に、再度北島はNew Yorkを訪れ、スナップを撮影していましたが、それらを作品集としてまとめてはいませんでした。しかし、そこには80年代初頭とは異なり、世界から人が集まり始め、グローバリズムの予兆を感じさせる様相が写し出されていたのです。本新版では、80年代初期のモノクロと、半ば以降のカラーがともに収録されています。北島は作品を発表する時期とタイミングに大変慎重な作家として知られており、『USSR 1991』などソ連に関する作品も残してきている中で、終わらない戦争、また、グローバリズムの名の一方で、各々が自国の利益を優先する世界の動向に、警鐘を鳴らすべく、この作品をこのタイミングで発表したのではないか、と考えさせる一冊でもあります。写真家サイン入り
<Related Artists> 北島 敬三 / Keizo Kitajima
<Condition> 新刊
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