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日本の写真家・宇田川直寛の作品集『Assembly』。2004年中央大学法学部卒業という芸術・美大系ではない学生時代を過ごした宇田川は、撮影アシスタントを経て、コマーシャルの世界を捨て「写真作家」として活動をスタートします。現在では、第43回木村伊兵衛写真賞も受賞した横田大輔や北川浩司らとユニット「Spew」を結成。従来の表現によらない、いわゆる撮ったものを現像するという行為のみならず、現像や加工に特殊技工を用いたりその偶然の産物を作品にしたり、それらを創作する過程を作品にしたり、さらには「写真を展示しない写真家による作品展」(「パイプちゃん、人々ちゃん」など)を開催したりと、写真を通じて様々な表現の可能性を追求し続けています。こちらは、タイトルの通り「組み立て」や「集合」をテーマにしたイメージで構成されており、自発的に創られたものから偶発的に生まれたものまで、多面的な視点からピックアップ・レイアウトされたコンセプチュアルな一冊です。200部限定。