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日本の写真家である佐藤ヒデキの作品集『Korean Boxer(Signed)』。1953年兵庫県尼崎市生まれ、高校在学中より大阪のフォト・ジャーナリスである西浦宏己に師事、70年代初頭よりフリーランスとなっていますが、佐藤の代表作と言えば「ボクサー」のポートレート。1983年にジャッカル丸山と関博之の壮絶なタイトルマッチを見たことに心を奪われ、「撮るしかない」と決意して、ジムの会長に手紙を書いたことがきっかけです。以降は、闘う男たちの顔面にフォーカスしたイメージを数多く撮影し、若かりし赤井英和らも登場する『王手顔面録』を発表、その翌年にはその名の通り写真集『Boxer』も発表しています。そしてこちらが、2000年代初頭に「韓国人ボクサー」120人を撮影したイメージで構成された、魂と生命力に満ちた一冊です。写真家サイン入り。