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オランダ出身の写真家であるポール・クピド(1972-)の作品集『Amazonia』。日本をモチーフにした創作活動も行なっており、日本から数々のインスピレーションを受けているというクピドは、自身のHPでのステートメントでも「私が踏み出す一歩一歩は、「mono no aware / もののあはれ」という概念から始まります。すべてのもののはかなさ、物事の穏やかな憂鬱、はかないものに敏感であること」と綴っており、さらには「無」という原理も大切にしているそうです。「何も持たない」「空虚」であり、一方で「無限」の可能性も秘めている。そんなセンシティブな写真家が収めた本作は「アマゾン」がテーマ。アーティストインレジデンスのプログラムで訪れた当地で、自然から受けたインスピレーションと会話によって生まれた、緑と水と空をの多様な表情と美しさが収められた一冊。750部限定。