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現代ドイツを代表する画家であるゲルハルト・リヒターの作品集『Abstraction』。2022年に生誕90周年(及び画業60周年)を記念して、東京国立近代美術館で大規模なエキシビジョンが行われたことも記憶に新しいリヒター。本書は、2018年にドイツのポツダムで行われた個展を機に刊行されたカタログで、リヒターの代名詞の一つである「Abstraction」(抽象画)の作品にフォーカスしてまとめられた一冊です。特に作品群の抽象的な手順や工程に焦点が当てられており、絵画に対する疑問から生まれた70年代の「グレイ・ペインティング」、絵の具の使い方や筆使いを主題にした「Inpainting」、偶然性・客観性をベースにした「カラーチャート」から、パレットの一部分を切り取って大きなキャンバスに転写したシリーズなどなど、見応えのある作品集となっています。ソフトカバー版。