Google Translate
80歳を過ぎた現在でも高い人気を誇る日本を代表する写真家・荒木経惟の作品集『冬恋 Love 淫 Winter 大竹一重』。本書は、女優でVシネマでも活躍した大竹一重をモデルに撮影した写真集です。巻頭からおそらく自筆で綴られた大竹のコメントが色っぽいのでご紹介。「嵐のように押し寄せるシャッター音に混ざって、荒木さんの心臓の高鳴りが聞こえる・・・。シャッターを押す、赤くひび割れた右手の人差し指の先、凍えるほどの寒さのなか、 Tシャツを汗びっしょりにして。私を視つづけてくれる眼鏡ごしの荒木さんの眼・・・。そのすべてが私だけのものであって欲しい。荒木さんの世界の中で、私の想いも熱く染められていく・・・。私のなかの小さな物語が、ゆるやかに、拡がっていくように。。。『冬恋』それは熱い熱い恋だったのです」。ブックデザインは鈴木成一デザイン室。